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感染症などの急性期疾患が多かった時代では、そのような疾患にかからないように予防することが「健康」であると考えられ、
「健康」とは、「病気ではない状態」という消極的な意味で使われることが多かったが、医療技術の発展とそれに伴う疾病の変遷と共に
健康の概念は「病気と対比した理想的な状態」という、積極的な意味でに変わってきました。
肉体的に異常があったとしても、それを克服していこうとする前向きな心構えがあれば、精神の健康は保持されると言えます。
従って、「病気ではない状態」イコール「健康である」という考え方は成立しないということです。
個人においては、日常生活を送るために必要な最低限度の身体と精神の両面の条件が十分に満たされている状態を指す概念です。
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