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そもそも、なぜフォーメーションという概念が誕生したのか。
サッカーが生まれた初期のころはフォーメーションという概念は
無く、全員がただボールに群がるような展開だった。
しかしそこに、パスという発想が生まれます。
人間が走るよりもボールの方が速く動くわけですから、
人と人の間にある程度の距離を取って、その間にパスを通して
ゴールを目指す方が効率的であり、相手ゴールの近い位置に
味方を待機させ、ボールを奪ったらそこにパスを出すという
戦術が考案されます。
これによりサッカー界初のフォーメーション1−2−7が
生まれたとされています。
1−2−7フォーメーションを用いることで、最前線に
ロングボールを蹴り込むこ戦術が機能していたわけです。
ただ、フォーメーションと呼べるほど洗練されたものでは
なかった。
当時と今ではルールが違いますが現在で言うパワープレーと
同じ様なものでしょうか・・・
その後も様々なルールの改正・確立により、ピッチ上に
選手をどのように分散し、どこに配置すればより効率的か
という点が重要視され試行錯誤の末にフォーメーションの
必要性が認識されていきました。
あたりまえですが試合中、選手達は動きますので、
フォーメーションは刻々と変化していきます。
ですが、基盤となる形を明確にしておかないと、
中でプレーする選手達に混乱を招いてしてしまうので、
フォーメーションという概念が必要となるわけです。
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