サッカー フォーメーション 4-3-3


フォーメーション 4-3-3

サッカー基礎講座では、サッカープレーサッカー練習をはじめとし、よく耳にするサッカー用語や練習方法、球の蹴り方や各ポジションの役割、戦術に関することなどサッカー初心者の方でも解かりやすく簡潔に説明しています。「これってどういう意味…?」などと思った方、サッカーをよく知らない人でも、分かったような気になるサイトです(笑)。サッカーのことでわからないことがありましたら是非、当サイトにおきまして、サッカーに関する知識を得ていただければと思います。まずサッカー(SOCCER)とは1チームが11人以下で2チームが敵味方に分かれ、一つのボールを手や腕以外の身体の部分(主に足)を使って奪い合い、移動させ、相手のゴールにボールを入れる球技です。手や腕でボールに触れた場合は反則となる。また、どちらかのチームが7人未満の場合、試合は開始されない。試合途中であっても強制的に終了となる。基本的には、得点を競う合うゲームで自陣ゴールを守りつつ、相手ゴールにボールを入れると得点が1加算される。試合は制限時間の満了によって終了し、時間内により多くの得点の数が多いチームが勝ちとなる。各チームには1人だけ、ゴールを守るゴールキーパーと言う特別な役割を持つプレーヤーを一人だけ配置することが定められている。ゴールキーパーだけが、自ゴール前の一定の領域(ペナルティエリア)内に限り、手を含む全身でボールを扱うことが許される。

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4-3-3





LWG CF RWG
CH CH CH
LSB CB CB RSB
GK


 システムの特徴

4-3-3は1960年代から80年代前半に渡り全盛を博した。

1966年ワールドカップ、開催国イングランド代表が用い優勝を

飾ったことで世界中へ急激に広まっていく。


中盤3人をセントラルハーフでを構成し、両ウイングを置くことで

ピッチ上に選手が均等に配置されているので位置関係が

明確であり、各ポジションのラインがフラットに並んでいるため

チーム全体をコンパクトに保つことができ、非常にバランスに

優れている。


中盤を重視するようになった1980年代後半では

採用するチームが少なくなり、ウイングと共に時代から

消えていった。

当時のウイングは攻撃専門で守備は行わなかったが、

現在では守備も行い、相手のサイドバックが攻撃参加を

仕掛けてきたときに対応する。

こうすることで、守備面での負担がも軽減される。


4-3-3が登場した初期の頃は両サイドバックの2人は

攻撃参加をほとんど行わず、守備が優先であった。

1970年代後半から両サイドバックが積極的に

攻撃参加するようになり、1990年代には守備力よりも

攻撃力のほうが重視され始めた。

そして現在では攻守両面での能力が必要とされる。


 オフェンスの特徴

スリートップに据えるアタッカーのタイプや組み合わせ次第で、

中央突破、サイド攻撃など、攻撃方法をいかようにも設定できる。


攻守の中心であるセントラルハーフは最良のポジショニングを

意識しながら、ときにはポジションチェンジを行い連携をとり

チーム全体のバランスを維持する。

攻守に渡り安定感のある、貢献度の高いプレーを継続的に行う。


セントラルハーフ3人の役割は各チームによって異なる特徴が

あるが、基本的には各ポジションに攻撃力、守備力、持久力の

優れた選手を組み合わせて起用するのが理想的。


例えば、アタッカーを最大限に活かすためのパスが

配給できる司令塔、フィジカルが強く突破力に優れたドリブラー、

驚異的な運動量でプレッシング、カバーリングに献身的な

守備能力の高いハードワーカーなど、多様な選手を

配置することで戦術の幅が広がる。


サイドアタックを効率よく機能させるにはサイドバックの

攻撃参加が必要で、両ウィングには縦への仕掛けや

サイドバックとの縦の連携でサイドを攻略する。

また、センターフォワードに長身でヘディングの強い選手を

配置することでより効果的に機能する。


 ディフェンスの特徴

基本的にはゾーンディフェンスを採用しているが、中盤での

プレッシングは人数的に不利な局面が生まれる場合もあり、

リトリート(後退守備)で自陣にしっかりとブロックを

整えて守備を行う。


セントラルハーフが前がかりになったとき相手の

センターアタックに対し脆さを露呈してしまい、

バイタルエリアにスペースを与えてしまうため

危険な局面を招いてしまう。

この時サイドバックは中に絞っての対応が求められる。


センターバックは相手の攻撃をいかに遅らせるかを考え、

ディレイで抜かれないディフェンスを最優先に実行する。

サイドバックが攻め上がっている場合も同様。


前線でのフォアチェックが機能すればショートカウンターを

仕掛けることも可能。





4−3−3
4−2−1−3
4−1−2−3

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