|
|
|
|
|
3-4-3[B] |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
LWG |
|
|
|
|
CF |
|
|
|
|
RWG |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
OH |
|
|
|
|
|
|
LWB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
RWB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
DH |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
CB |
|
|
|
|
|
|
CB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
LB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
GK |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2002年日韓ワールドカップの南米予選を圧倒的な強さで
突破したアルゼンチン代表が採用したシステム。
監督はマルセロ・ビエルサで彼の名が広く知れ渡ることになる。
アヤックス/バルセロナ式3-4-3を源流とし独自の思考の末、
組織重視の攻撃的布陣であるビエルサ式3-4-3を考案した。
2007年からはチリ代表の監督に就任し、3大会ぶりの
ワールドカップに導き、2010年の南アフリカワールドカップは
ビエルサ式3-4-3でベスト16入りを果たした。
サイドアタックを重視してる反面、アヤックス/バルセロナ式と
比較すると、選手間の距離が遠く、中盤の中央エリアには
2人しかいないので中央で短いパスをつないで攻めるのは、
困難であり、ロングパスを効果的に使うことで攻撃が
機能しやすい。
ただ、ボールを奪われると各選手の間を相手に狙われ、
ピンチを招くこともある。
これを補うためにビエルサが求めるものは激しい運動量と
システマチックな正しい動きである。
|
サイドの選手が縦の連携で上下の動きをし、
連動性を持たせた、速攻が特徴的である。
サイドアタックを重視し、中盤の両サイドに
ウイングバックを配置。
ウイング、ウイングバックの2人に加えサイドの
センターバックを合わせると3人の選手がサイドに
配置できる。
ここにビエルサの狙いがあり、サイドに起点を作って
攻めようとする意図が伺える。
ただ、アヤックス/バルセロナ式ではセンターバックの
両サイドはサイドバックもこなせるセンターバックを
配置するのが一般的だったが、これとは違い守備を
重視したセンターバックを配置することで中央の守備を
強化しサイドの守備はウイングバックが担当する。
これによって、アヤックス/バルセロナ式の弱点が克服される。
まず、ディフェンスラインとボランチでボールを
保持しているところでウイングが下がりクサビを引き出し、
ウイングバックがそのスペースに走りこむか、
そのまま下で受ける。
ウイングにボールが入らない場合は、ウイングバックが
交代で中に入り、ウイングが下がってきて出来たスペースは
トップ下が使う。
こういったパターン攻撃でサイドを崩し、ゴール前に
クロスを上げる。
ゴール前にはセンターフォワードと逆サイドのウイングが
入り加えてウイングバックとトップ下が参加することで、
より攻撃的で得点チャンスが増える。
ディフェンシブハーフにはロングパスが得意な選手を配置。
|
基本的にはマンツーマンを採用し、自分のポジションに
近い相手選手を捕まえボールの出どころを徹底した
ハイプレスで、潰しにいく。
サッカーではサイドをケアするの一般的だが、サイドを
破られても、「最後は真ん中をきっちり抑える」と、
いうのがビエルサの考え方。
ただ、サイドを簡単に崩されるわけじゃなくボールサイドでは
ウイングとウイングバックがペアで守り、後ろの選手が
ボールへいったら前の選手がカバーに入って縦の関係で守る。
ピッチ全体を縦に3つのゾーンで分け、横のゾーンにはズレない。
ボールと逆サイドのウイングバックは中央へと絞りボランチと
同じラインまで下がることで数的有利を作り出せスリーボランチが
形成される。
|
|
|
|
|
3−4−3[B] |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|