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ミハイロ・ペトロヴィッチ(愛称:ミシャ)監督が
考案したフォーメーション。
サンフレッチェ広島で監督をしていた2008年あたりに
登場している・・・かも。
2012年、浦和レッズの監督に就任し、ミシャ式3-4-3を
用い、昨季15位にまで低迷したチームをリーグ戦を3位まで
押し上げ、ACL出場権を獲得した。
本人は「4−4−2のゾーンディフェンスを破壊するために
30年間研究した成果」と語っている。
基本的には縦パスを有効に使い、横パスは縦パスを
するための準備、または後ろの選手が追い越して
前へ行く時間を稼ぐためのもので、常に意識は前にあり、
前に複数のパスコースを作ることができる。
ハードワークが求められるが、ただ走ればいいのではなく、
「考えて走ること」が要求される。
攻撃の時は前線に5人、守備の時は9人で守り、
常に局面局面で数的優位を作ることでゲームを
コントロールしようという意図がある。
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3人のフォワードは大きく開きサイドに張るウイングを
置かず、センターフォワードの背後にセカンドトップとして
2人を配置する。
セカンドトップをシャドーストライカーとも呼び、影の様に
センターフォワードをサポートする。
つまり、ワントップツーシャドーが形成できる。
従来のウイングを配置した場合、相手がフォーバックのとき、
センターバック2人に対してフォワードが1人という状況で
数的不利のため、なかなか縦へのパスコースが作れず、
縦パスが入らない。
もしくは入ってもカットされる確率が高いなど。
しかし、このワントップツーシャドーにすることで、
センターバック2人に対して、フォワード3人のため、
中央のエリアが数的優位が作り出せ、最大の特徴でもある
縦パスを有効に使った攻撃が機能しやすい。
ただ、サイドを攻略するにはウイングバックの単独突破に
頼ることが多くなる。
他にもウイングバックはパスコースを作り、中盤での
パス回しを容易にし前線への繋ぎ役や逆サイドから
上がってきたクロスが、流れてきたとき、ファーサイドで
処理することで、セカンドチャンスが生まれる。
ディフェンシブハーフはディフェンスラインから
ボールの引出しや正確なロングパスで攻撃の起点となり
攻撃をコントロールする役割を担っており、パス能力、
展開力が求められる。
また、センターバックにも同じ役割が求められており、
全体の流れを読む力、こぼれ球に対する競り合い能力、
さらに的確なパスも必要となる。
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スリーバックの性質上、どうしても両サイドに大きなスペースが
できやすくサイドアタックに対して脆さを見せる。
ウイングバックとセンターバックの連携で流動的なサイドのケアが
必須である。
センターバックの両サイド(ストッパー)にはサイドバックも
こなせるセンターバック、もしくはセンターバックもこなせる
サイドバックを配置。
基本的にはマンツーマンを採用し、自分のポジションに
近い相手選手を捕まえボールの出どころを徹底したハイプレスで、
潰しにいく。
局面によってはゾーンディフェンスを併用して、守備を行う。
また、オフサイドトラップを仕掛けることもあるが、
失敗するとディフェンスラインの裏に膨大なスペースを
与えてしまう諸刃の剣となってしまう。
オフサイドトラップは、ディフェンスラインでの連係が
非常に重要であるため、コミュニケーションが必要である。
これらをどう織り交ぜて守備を行うかはセンターバック3人と
両ウイングバックの戦術理解度によって決まってくる。
両ウイングバックの2人はしっかりとディフェンスラインまで戻り
攻守を兼業するキーマンで、高い技術と豊富な運動量が必要。
相手サイドプレーヤーへのプレッシング、ボール奪取、
パスコースの限定、クロスのこぼれ球への処理、
サイドのスペースを消す、ディフェンスラインでの
カバーリングなど仕事量が非常に多く、どの仕事を優先するかで
局面は変化する。
また、チーム全体のバランサーの役割を担い、ポジショニングが
引き気味なれば守備的になり、前がかりになれば攻撃的になる。
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3−4−3[D] |
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