サッカー サンフレッチェ フォーメーション


サンフレッチェ フォーメーション

サッカー基礎講座では、サッカープレーサッカー練習をはじめとし、よく耳にするサッカー用語や練習方法、球の蹴り方や各ポジションの役割、戦術に関することなどサッカー初心者の方でも解かりやすく簡潔に説明しています。「これってどういう意味…?」などと思った方、サッカーをよく知らない人でも、分かったような気になるサイトです(笑)。サッカーのことでわからないことがありましたら是非、当サイトにおきまして、サッカーに関する知識を得ていただければと思います。まずサッカー(SOCCER)とは1チームが11人以下で2チームが敵味方に分かれ、一つのボールを手や腕以外の身体の部分(主に足)を使って奪い合い、移動させ、相手のゴールにボールを入れる球技です。手や腕でボールに触れた場合は反則となる。また、どちらかのチームが7人未満の場合、試合は開始されない。試合途中であっても強制的に終了となる。基本的には、得点を競う合うゲームで自陣ゴールを守りつつ、相手ゴールにボールを入れると得点が1加算される。試合は制限時間の満了によって終了し、時間内により多くの得点の数が多いチームが勝ちとなる。各チームには1人だけ、ゴールを守るゴールキーパーと言う特別な役割を持つプレーヤーを一人だけ配置することが定められている。ゴールキーパーだけが、自ゴール前の一定の領域(ペナルティエリア)内に限り、手を含む全身でボールを扱うことが許される。

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サッカー基礎講座>>フォーメーションの種類>>3-4-3系フォーメーション>>3-4-3[D]


3-4-3[D]





CF
ST ST
LWB RWB
DH DH
CB CB CB
GK


 システムの特徴

ミハイロ・ペトロヴィッチ(愛称:ミシャ)監督が

考案したフォーメーション。


サンフレッチェ広島で監督をしていた2008年あたりに

登場している・・・かも。

2012年、浦和レッズの監督に就任し、ミシャ式3-4-3

用い、昨季15位にまで低迷したチームをリーグ戦を3位まで

押し上げ、ACL出場権を獲得した。


本人は「4−4−2のゾーンディフェンスを破壊するために

30年間研究した成果」と語っている。


基本的には縦パスを有効に使い、横パスは縦パスを

するための準備、または後ろの選手が追い越して

前へ行く時間を稼ぐためのもので、常に意識は前にあり、

前に複数のパスコースを作ることができる。

ハードワークが求められるが、ただ走ればいいのではなく、

「考えて走ること」が要求される。

攻撃の時は前線に5人、守備の時は9人で守り、

常に局面局面で数的優位を作ることでゲームを

コントロールしようという意図がある。


 オフェンスの特徴

3人のフォワードは大きく開きサイドに張るウイングを

置かず、センターフォワードの背後にセカンドトップとして

2人を配置する。

セカンドトップをシャドーストライカーとも呼び、影の様に

センターフォワードをサポートする。

つまり、ワントップツーシャドーが形成できる。


従来のウイングを配置した場合、相手がフォーバックのとき、

センターバック2人に対してフォワードが1人という状況で

数的不利のため、なかなか縦へのパスコースが作れず、

縦パスが入らない。

もしくは入ってもカットされる確率が高いなど。


しかし、このワントップツーシャドーにすることで、

センターバック2人に対して、フォワード3人のため、

中央のエリアが数的優位が作り出せ、最大の特徴でもある

縦パスを有効に使った攻撃が機能しやすい。


ただ、サイドを攻略するにはウイングバックの単独突破に

頼ることが多くなる。

他にもウイングバックはパスコースを作り、中盤での

パス回しを容易にし前線への繋ぎ役や逆サイドから

上がってきたクロスが、流れてきたとき、ファーサイドで

処理することで、セカンドチャンスが生まれる。


ディフェンシブハーフはディフェンスラインから

ボールの引出しや正確なロングパスで攻撃の起点となり

攻撃をコントロールする役割を担っており、パス能力、

展開力が求められる。

また、センターバックにも同じ役割が求められており、

全体の流れを読む力、こぼれ球に対する競り合い能力、

さらに的確なパスも必要となる。


 ディフェンスの特徴

スリーバックの性質上、どうしても両サイドに大きなスペースが

できやすくサイドアタックに対して脆さを見せる。

ウイングバックとセンターバックの連携で流動的なサイドのケアが

必須である。

センターバックの両サイド(ストッパー)にはサイドバックも

こなせるセンターバック、もしくはセンターバックもこなせる

サイドバックを配置。


基本的にはマンツーマンを採用し、自分のポジションに

近い相手選手を捕まえボールの出どころを徹底したハイプレスで、

潰しにいく。

局面によってはゾーンディフェンスを併用して、守備を行う。

また、オフサイドトラップを仕掛けることもあるが、

失敗するとディフェンスラインの裏に膨大なスペースを

与えてしまう諸刃の剣となってしまう。


オフサイドトラップは、ディフェンスラインでの連係が

非常に重要であるため、コミュニケーションが必要である。


これらをどう織り交ぜて守備を行うかはセンターバック3人と

両ウイングバックの戦術理解度によって決まってくる。


両ウイングバックの2人はしっかりとディフェンスラインまで戻り

攻守を兼業するキーマンで、高い技術と豊富な運動量が必要。

相手サイドプレーヤーへのプレッシング、ボール奪取、

パスコースの限定、クロスのこぼれ球への処理、

サイドのスペースを消す、ディフェンスラインでの

カバーリングなど仕事量が非常に多く、どの仕事を優先するかで

局面は変化する。

また、チーム全体のバランサーの役割を担い、ポジショニングが

引き気味なれば守備的になり、前がかりになれば攻撃的になる。





3−4−3[A]
3−4−3[B]
3−4−3[C]
3−4−3[D]

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