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5-4-1
〔フラット型〕 |
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ファイブバックによるカテナチオを基盤とした戦術である。
堅守速攻型で失点を最小限に抑え、手堅い試合運びを
狙うときに用いることが多い。
守備重視のフォーメンションである。
反面、中央突破やフィニッシュの局面ではワントップの
存在度が高く、二列目(中盤)からのサポートが
カギとなる。
ピッチ上に選手が均等に配置されているので位置関係が
明確であり、各ポジションのラインがフラットに
並んでいるためチーム全体をコンパクトに保つことができ、
非常にバランスに優れている。
攻防の中心であるサイドプレーヤーによって、戦術が
機能するか否がほぼ決定する。
セントラルハーフは攻守両面で最良のポジショニングを
意識し、バランサーとしての役割を担う。
スイーパーを配置することで、守備時の最終局面では
数的優位が作りやすく、サイドバックが上がっても
スイーパーのカバーリングで、相手の攻撃の芽を
摘み取ることができる。
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サイドアタックを攻撃の軸とするこのシステムは中盤の
構成力というより両サイドに位置するサイドバックと
サイドハーフが最も重要でより深い戦術理解度と
連携が求められる。
基本的にはサイドハーフがボールキープしてる間に
サイドバックがそれを追い越す勢いで攻め上がり
サイドでの数的優位を創り出し攻略する。
セントラルハーフの1人は視野の広さ、展開力、キープ力、
パス精度、ドリブル能力、ボールキープ力、創造性、
敏捷性などに優れた司令塔の役割を担いパスや
ポジションチェンジなどでサイドアタックを引き出すための
タクトを振る。
また、前線へのドリブル突破やラストパスなどで
センターアタックも可能となる。
センターフォワードには決定力のあり個の能力に優れた
万能型のストライカーが理想的。
また、楔やポストプレイなどの役割も担い、ボールキープで
タメを造ったり、縦に入るロングボールに対してヘディングで
落としたりとパスを供給することでチャンスを作り出す。
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ディフェンスラインからフォワードまでゾーンディフェンスを
一貫とし、ゾーンに相手が侵入してきたとき、
各選手がゾーンごとに対応するので役割分担が
はっきりとし効率的な守備が行える。
この時マークの受け渡しの連携が非常に重要で、ゾーン間の
マークの受け渡しが曖昧になると相手選手がノーマークに
なってしまうので細心の注意を払う必要がある。
例えば、危険とされるバイタルエリアに相手選手がポジションを
取った場合、セントラルハーフが最後まで付いていくのか、
それともセンターバックに受け渡すのか、その瞬間が最も
危険であり、リスク監理のためにも局面毎に役割を明確にしたい。
また、マークのズレが生じてしまったときはスイーパーが
カバーリングを行うことで、 ゴール前やバイタルエリア、
サイドのスペースはしっかりとケアできるので、強固な守備が
行えるため簡単には入り込めない。
スイーパーにはディフェンス能力に特化した選手を配置するとで、
さらなる守備の安定化が計れる。
しかし、自陣での我慢の時間帯が多くなり、精神的に削られ、
体力的にも疲労してしまうおそれがあり、プレッシングが
機能しなかった場合には一気に崩されれることもある。
リトリートでの守備が適しており、ボールを奪ったら攻守の
素早い切り替えでカウンター攻撃に転じることが可能。
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5−4−1〔フラット型〕 |
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